「デモクラティックエデュケーション(民主的な学び・教育)」ってどういうもの?

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私の考えているデモクラティックエデュケーションというのは、民主的な環境の中で、民主的なあり方・民主的な社会づくりのために必要なことを学べる教育のこと。そういうものを広げていきたくて、自分でも、まだイメージが固まってない状況のまま、「デモクラティックエデュケーション」を発信しはじめている。
 
批判されるのが(頭では否定とは違うと思ってても)苦手なので、びびっているのですが、思い切ってどんどん書いたりしゃべったりして、反応をもらいながら、しっかりした概念にしていきたい。
  
というわけで、私の思ってるデモクラティックエデュケーションってどういうものか、ぐわーっと箇条書きで書いてみる。
 
・差別や抑圧やヘイトやテロのない社会、世界につながる学び。
・社会や世界の様々な課題について直接的に学びのテーマとして取り上げる。
・上記についてテーマについて頭で理解するだけでなく、"腑に落ちる"学びがある。
・社会問題やテーマもきちんと扱うが、その前提としての学びのスタイル、コミュニティとしてのあり方が民主的である。
・こどもの権利(子どもの権利条約)が前提にある。
・学習権宣言的な学び観。
・マイノリティが傷を負わされない。
・安心で安全な学び育ちの環境がある。
・教育と福祉の連携と協働がある。
・将来に向けて今我慢させるのではなく、今ここも将来も幸せでいることを大切にする。
・自分が何を求めているのか、どうありたいのか、自分で感じとり表現できる環境があり、それが尊重される。
・同じように他者にも尊重されるべき「こうありたい」「こうしたい」「こう生きたい」があり、それは尊重されるべきで、じゃあ自分の思いと食い違ったらどうする?ということを実際に経験から学ぶことができる。
・自分たちのコミュニティや環境への参画や自治が大切にされている。
・建設的に対話したり、コンフリクトに向き合うスキルや態度を学べる。
・例えば、オランダのピースフルスクールとか、イエナプランとかドンピシャ。(テーマも、学び方やコミュニティもあり方も)
デンマークのフォルケホイスコーレもドンピシャ。フォルケオプリュスニング。
自由の森学園もかなりイメージには近い。
・エンパワメントになる学び。フレイレ的な。
SDGsとかも親和性高い。
・DEAR(開発教育協会)の取り組みなんかもまさに。
・キャリア教育というよりシティズンシップ教育。
・社会適応<社会変革(社会は私たちが変えていける、ということを学べる)

 
この記事は、随時更新していこうかなと思います。コメント、質問歓迎です!