重大発表。ピースボートの洋上で、教員志望者向けプログラム「Global Teacher's College」を始めます。

先日リリースした「Global Teacher's College」。
船に乗って地球を一周し、様々な国で学校や教育現場を視察・現地の子どもたちや教師と交流するとともに、洋上ではこれからの教員に必要なスキルや視点を育むプログラムを実施するというもの。

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実は、私の中では数年間あたためてきたアイデア
今回かたちになって本当にうれしいし、何が何でも良いものにしようという意気込みが、自分で言うのも変だけど、ハンパではなく、強い。 参加してもらえれば、間違いなく学び多い3ヶ月になるという確信があるからだ。私は普段あまり物事を言い切らないタイプだけれど、今回確信している理由はいくつもある。

これからちょこちょこ書いていこうと思うのだが、まず今回は1つ目。
兎にも角にもピースボートの船の上という環境がものすごくいい。

  • 多民族・多文化・多国籍な船内

乗客として乗っているのは日本人がほとんど。でも、NGOピースボートのスタッフや洋上英会話教室GETの先生、船のクルーなどは本当に様々な国の人がいる。毎日が国際交流である。英語を使う機会が多いのはもちろん、コミュニケーションの中でカルチャーショックを受けることもしばしば。自文化や自分の価値観をメタ認知(客観的に自覚)できるようになることはこれからの教員にとってもものすごく重要なことだと私は思うけれど、トレーニングするのはちょっと大変。でもこの環境に入ってしまえば、おのずと高まる。

  • 日本社会にいては関われ(ら)ないような人との出会い

乗客の日本人も本当に多様。ピースボートの人たちは日本社会のことを"陸"と言いますが(笑)普通に陸生活をしていればだいたい自分と同じような社会背景や学力層・経済階層の人との関わりがほとんどになりがち。船には、ヤンキーしてたり、引きこもっていたというような若者から、大手企業の役員をやって退職したというシニアの方まで、本当にいろんな人がいる。

  • 溢れる刺激・そこらじゅうに転がっているキッカケ

移動中の船の上では、基本的に毎日どんな風に過ごしても自由。
ただ、実は毎日無数の企画が行われる。ゲストとして乗船してくる研究者や活動家やエンターテイナーの方達による講演やワークショップ。ヨガやピラティス、水彩画などのカルチャースクール。そして参加者が自由に企画する「自主企画」。大きな規模のものとしては運動会や文化祭。
世界平和や持続可能な世界を考えるような真面目(?)な社会派(?)の企画から、おもいっきりふざけたアホ企画まで本当にいろいろ。それらを全部無視して一日中海を見て過ごしてもいい。そんな中で今まで触れなかったものに触れたり、新しいチャレンジをしてみようと思えたり。種がたくさん撒かれているのが船内生活なのだ。

とりあえず今回はこのぐらいで。
次回は「ともに高め合う仲間がいる環境」について書く予定〜。


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